家庭教師の心得と目線
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家庭教師の心得と目線>公民の落とし穴とその対策
公民の落とし穴とその対策
続いては公民についてですが、公民は勉強がおろそかになってしまいがち。
それは3年生になってから学習すること、実はそこが一番の落とし穴なんです。
3年生というと、歴史地理の勉強は終えているはずですよね。
それで受験まであと1年といったところです。
ということはすなわち、受験を意識し始める生徒さんがいるということであり
地理・歴史の復習を始めるようになります。
そうすると必然的に、公民に割く勉強は減っていってしまうということになります。
実際に私も3年生になった段階で地歴の復習に本腰を入れる指導に移るので
これは本当です。
そうすると公民の勉強は
「いかに要領よく、要点を頭に入れることができるか」
にかかってきます。
中学校の公民は
「高度経済成長から現代への生活の変化」
「日本国憲法とその中身」
「国会・内閣・裁判所の仕事」
「国民生活と経済」
の4つの単元を学習することになっています。
このうち高度経済成長と日本国憲法に関しては、どの生徒さんも比較的要点はおさえられています。
高度経済成長は公民の授業の初めに習うのでみんなやる気満々ですし
日本国憲法は小学校ですでに触れられている内容も多いですからね。
そういった意味で、私は「国会・内閣・裁判所の仕事」と「国民生活と経済」で
できる、できないの差がつくものだと思っています。
この頃は夏休み辺りで、受験勉強本格化の時期ですから。
この時期に、週1日でも公民のおさらいができるかできないか
そこが重要なポイントです。
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