家庭教師の心得と目線
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家庭教師の心得と目線>読解問題の解き方
読解問題の解き方
漢字、文法、古典と順を追って述べてきましたが
国語でもっとも得点力に差が付くのは、やはり読解問題です。
皆さんは、読解問題を解く際に必要な能力とはなんだと思いますか?
活字慣れしているか?本を読んでいるか?国語が好きかどうか?
答えは全部です。
読解力は結局のところ、言われた(書かれた)質問を正確に捉え
(読んで)自分なりの答えを導き出し、それを自分の言葉で言う(書く)
総合力から成り立っています。
実はこれ、普段の生活から私たちが実践してることなんです。
要は、読解力=ペーパーの問題が解ける
ではないということです。
国語ができない人に共通なものとして、会話や面接が苦手という特徴があります。
これは相手の言っている内容をうまくとらえられなかったり
自分の言いたい内容がうまくまとめられないからと考えられます。
また、物語文は得意だけど、説明文は苦手という子も多くいますよね。
これも説明文を読んでいないから苦手なのではなく
普段から論理的な会話全般が苦手なのではないでしょうか。
これはペーパーの問題を練習しても解決はしません。
もちろん国語のテストはペーパーで行われるので
本文の趣旨をとらえ、問題を理解し、回答するという一連の流れを
スムーズに行えるようにする練習は必要です。
そのため週に1〜2回は読解系の問題に触れることをオススメします。
そして、普段の授業や会話の中で生徒さんに
「なんで?」「どうして?」の質問をしてあげてください。
そうすることで生徒さんが自分で考え、道筋を立てて話すという訓練になります。
紙面上だけでなく、リアルでも国語力をつけさせてあげてください。
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