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家庭教師の心得と目線>火山は覚えることがたくさん
火山は覚えることがたくさん
1年生2分野では顕微鏡の使い方や植物のつくり
そして1年生の学習のシメである火山・地層・地震という単元に分かれています。
これらの中でのヤマ場は、なんと言ってもこの火山・地層・地震ではないでしょうか。
というのは、顕微鏡や植物のつくりは
小学校段階である程度触れられてはいるのですが、
火山・地層・地震は初めて習うことなので予備知識もなく
また範囲も多岐にわたるため、全内容を満遍なく理解するのは
ある程度の要領が求められるからです。
さて、それでは本項では火山の話から始めます。
火山の学習で最も大切なものが、形とマグマの性質です。
モッコリ型(ドーム状)のものと、きれいな円錐型のものと、ぺたんこ型(楯状)の物の
3種類あることを覚え、同時に各型の代表的な火山には何があるのかを確認します。
ドームなら雲仙普賢、円錐なら富士山&桜島、楯状には三原山・・・みたいな。
そしてそれぞれの噴火の特徴とマグマの性質について触れますが
これはちょっと考えれば分かること。
ドーム状はマグマの粘り気が強いから流れないでもっこり積み重なるわけですし
楯状はマグマがびちゃびちゃしているからどんどん遠くに流れてしまう、ということです。
ここまで確認ができたのなら、次は火成岩についての学習です。
学校でもきっとやっているはずですが、マグマからできた岩のことを火成岩といい
火成岩の中でもできた場所と冷え方の違いによって火山岩と深成岩に分けられます。
この違いは基本中の基本なので、抜き打ち等で本当に理解しているかどんどん確認していきましょう。
それから火山岩と深成岩の内部のつくりの違いについて
斑状組織、等粒状組織ってやつですね、そこの学習につなげてください。
とにかく火山の単元は覚えることがたくさんです。
しかし順を追って学習すれば難しいことはないので、一つ一つ潰していってください。
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