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確率はゲームと一緒


皆さんは「確率」と聞くと何をイメージするでしょうか？
野球でひいきのチームが勝つ確率、ケンカで勝つ確率…etc
いろいろな確率があると思います。
そうです、確率は数学でも数学らしくない
まるでゲームのような勉強なのです。

数学での確率は、パーセンテージではなく分数で表します。
サイコロで３の目が出る確率は・・・６分の１
１００円玉を投げて表が出る確率は・・・２分の１

たぶんこのレベルの質問でしたら、多くの生徒が答えられるかと思います。
ですが
サイコロ２コを投げて、出た目の和が５の倍数になる確率
とちょっとレベルを上げて聞かれると、わからなくなってしまう子もいるのではないでしょうか？

確率は「(その条件に当てはまる出方)／(全通りの出方)」で表せます。
まずそれを理解しているか確認しましょう。
そうすると、「全通りの出方」か「その条件に当てはまる出方」の
どちらかでつまづいてるということになります。
そこで確率の強い味方
「樹形図」
の出番です。

樹形図は全通りの出方をわかりやすく図示できるもので
頭の中で考えたいろいろなパターンを、そっくりそのまままとめることができます。
樹形図が書ければ、全通りの出方も、その条件に当てはまる出方も
どちらも簡単に求めることができるので
もう問題が解けたも同然です。

食わず嫌いのゲームにならないよう
樹形図を完全にマスターしましょう。